令和6年度亀岡祭山鉾巡行順序
順番 | くじ番号 | 山鉾名 |
---|---|---|
1 | くじ取らず | 翁山 |
2 | 山壱番 | 稲荷山 |
3 | 山弐番 | 三輪山 |
4 | 山三番 | 蛭子山 |
5 | 山四番 | 難波山 |
6 | 山五番 | 浦島山 |
7 | 山六番 | 武内山 |
8 | 山七番 | 八幡山 |
9 | 山八番 | 高砂山 |
10 | 山九番 | 羽衣山 |
11 | くじ取らず | 鍬山 |
くじ取り式の沿革
亀岡祭山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式は、巡行の先陣争いの混乱を無くすために、城下町の町衆が山鉾を競って建造した江戸時代中頃から始められたと考えられ、明治初年(明治20年)まで続けられていました。
このくじ取り式は、江戸時代には旧暦の九月朔日に町会所で行われていました。くじの結果については、行列帳にしたため、奉行所に提出され、本祭りの二十五日に山鉾は、城下町を巡行して北町門より城内に入り、御館前(現亀岡中学校)で藩主の観覧を受けていました。
くじ取り式は、亀岡市制55周年、丹波亀山城築城400年という節目を記念して約140年振りに再生復活されたものです。
町衆の熱意とこころ意気によって支えられた亀岡祭山鉾行事を、かつて行われていた行事の再生復活により、より良い状態で後世に引き継ぐとともに、先人のこころの伝承によって、ふるさと力の醸成と賑わい創出を図ろうとするものです。
くじ取り式の内容
くじ取り式は、10月5日に亀岡市長が奉行役となり、鍬山神社宮司並びに総代、京都府南丹広域振興局局長、亀岡市議会議長、亀岡市教育委員会教育長、亀岡祭山鉾連合会、11基の各山鉾保存会代表者など関係者が集り行われます。
くじ取りは、あらかじめ、くじを引く順番を決める予備のくじ取り(空くじ)が行われ、その順に従ってくじ取りが行われます。
このくじ取りは、亀岡市の無形民俗文化財に指定され、京都府の登録を受けている亀岡祭山鉾行事の重要な行事の一つとして再生復活されました。
なお、10月25日の山鉾巡行は、くじ取り式によって決められた順番に巡行しますが、渡されたくじ札は巡行の時には、くじ改めの場所(旅籠町通り中央付近)で、奉行役の市長によって改める、くじ改めが行われます。